今後業務で必須事項になるため,数年前に受講した研修の内容を読み返す意味と電子化しておくために,章ごとにメモを書いてみた。
●1章まとめコミュニケーションモデル(CM)について学んだ。CMとは,話し手と聞き手間の情報のやりとりのことである。この時,よい人間関係を作るためには,話し手としては,論点・主張・論拠を明確にして,さらにフィードバックを求めることが重要である。聞き手としては,相手の理解を確認(言語・非言語)することが重要である。
●2章まとめコミュニケーションの基盤として,人間の脳の認識機能については必ずフィルタがあって,そのフィルタは,多様なファクターで各人で異なる。この事実を踏まえ,フィルターの影響を最小限にすることが重要である。そのための日々の訓練として,意思と要約力を鍛えることが重要である。
●3章まとめコミュニケーションは4つのスタイルに分類できる。
- 分析思考
- 協調思考
- ひらめき思考
- 行動思考
である。WCCの方法で,まず自分が潜在的にどのスタイルかを調べ,そのスタイルで陥りがちなWeak Pointに対して,具体的にどのように対応すれば良いか議論した。自分は,ひらめき思考であり,行動思考が苦手なスタイルであった。行動思考にうまく対応するには見通しを立てて会話することがポイントである。
●4章めとめ非言語コミュニケーションについて学んだ。非言語コミュニケーションは,正直に表現される傾向があるため,相手に与える印象を決める主要なファクターである。したがって,特に注意を払う必要がある。ただし,誤って解釈してしまうケースもあるため,言語による理解の確認も必要。
●5章まとめ積極的傾聴では,言語・非言語両方によって実施し,相手に内容を理解していることを伝え,相手の問題意識の中枢を聞き出すための方法を学んだ。特に重要なのは,相手自身に自分で問題の中枢を理解・発見してもらい,相手自身が行動するようにできるよう誘導することである。
●6章まとめ真の会話のために必要なことは,一番重要なことを単刀直入に伝え,単刀直入に受け入れることである。ジョハリの窓の例では,開放領域を広げることに相当し,また,問題意識の中枢を共有するために,傾聴・質問・要約が必要である。
●7章まとめ異文化コミュニケーションを実施する際には,特に理解の確認とローコンテクストで会話することが必須となる。文化には,ハイコンテクストとローコンテクストな文化があり,ローコンテクストとは,おm時で情報がより明示的に伝えられる文化のことである。
●8章まとめ感情が発生するメカニズムを学んだ。そのメカニズムは,自分の正しい世界とのズレによるもの。また,感情は自分の中の無意識に作られたフィルタによって,どの感情となるかコードされている。習慣を変えることで,コードを良い方向にリファクタリングすることが可能である(NLPに通じるものがある)。
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